熊本県 聖徳寺

熊本県聖徳寺の「河童除け守り」

熊本市に、河童伝説の残るお寺があり、しかも「河童除けのお守り」をわけて頂けると聞きまして、伺ってまいりました。

熊本駅からタクシーで10分程の場所にある、聖徳寺さん(通称・高橋の風天さん)というお寺でした。


奈良時代に建立したらしいという歴史の古いお寺で、いきなりお邪魔したにもかかわらず、ご住職からお話を伺う事ができました。

聖徳寺さんは奈良時代に建立されたという由緒あるお寺さんで、建立当時とは場所が変わっているそうです。河童伝説のある川自体も昔とは形を変えてしまっているとの事でしたが、「河童が馬にイタズラをした」と伝わる場所は川の近くにまだ残っているとの事でしたので、行ってまいりました。

お話を伺っているうちに、とっぷりと日が暮れてしまい、撮影に適したものでは無くなってしまいましたが、辺りの静けさと暗さの相乗効果というのでしょうか。
まさに「河童がでてもおかしくない」という雰囲気でした。

写真が暗くて分かり難いかもしれませんが、河童が住んでいたと伝わる川の写真です。

そして、河童が馬にイタズラをしたと伝わるのが、聖徳寺さんから少し離れた所にある川の側にある、高橋東神社の境内に今も残る巨大な楠木。

 

ここにつながれていた馬に、河童がちょっかいを出して聖徳寺まで引きずられてきたわけです。市の天然記念物に指定されている楠木は本当に大きくて存在感がありました。


聖徳寺で別けていただいたお札。
大きい方が「雷除けの御札」、小さい方が水難除け(河童除け)の御札です。
聖徳寺さんには雷神様が境内に降って来たという言い伝えもあり、とても興味深いお寺さんでした。

かつては川に入る子供達はこの水難除けの御札を小さな竹筒に入れて肩からかけていたとの事でしたが、最近では川に入って泳ぐという事自体が少なくなって来たので、この御札の活躍の場も無くなって来たというお話でした。

『聖徳寺に伝わる河童の話し』

昔、河童が馬を引こうとしたが、手綱が体に巻きついて離れず、そのまま馬に聖徳寺の境内まで引っ張って来られた。
そこで聖徳寺の和尚が真言の秘法で河童の力を封じ、非をさとした所、河童は「以後高橋の人畜に水難の無いように守護する」と誓い、許してもらった。
以来このあたりでは水難の害は無く、聖徳寺のお祭りでは「水難除けの御札(河童よけの御札)」をわけてもらえる。

2007年訪問

最新情報は公式ページなどでご確認ください。

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