石宮の猫魔観音

石宮の猫魔観音

(JR福島駅からタクシーで約10分)

ある本に、「福島市下野寺5・石宮の猫魔観音」という化け猫関連の祠が残っているとあり、次回帰ったときは絶対行こうと心に決めておりました。
福島にそんなところがあるなんて知らなかった。
まだまだ面白いぞ、福島県。

そんなわけで行こうと思ったのですが・・・。
場所がとにかくわからない;;
宅急便配達の人が使う、詳しい地図で見ても分からない。それらしいものが無い。
本には「住宅地に」とあったのに、明らかに果樹園の真ん中な住所でして。
あまりの分からなさに駅前交番で尋ねると、当たり前だが誰も知らない。
おまわりさんがいろいろ調べてくださった結果、「下野寺西中央5-53-2」が正しい住所だと判明。

福島駅前交番のおまわりさん、ありがとうございました、無事たどりつきました。

そんなわけで、目的の「石宮の猫魔観音」と呼ばれる祠は、とても分かりやすく福島イトマンスイミングスクールの敷地内にありました。
雨の中、やっと来れた祠。たどり着けたことに感動。
ここまで場所が分からない探索も久々だったので。しかも1人探索だとおそらく初!
ああ、本当によかった。

 

TUF(テレビユー福島)の道路沿いなのでバスも一応有るのですが、1時間に1本あるかないかなので、訪れるのならタクシーか車利用がオススメです。

 

「吾妻郷土史談会」という地域の方々によって案内標柱が建てられていました。伝承は書かれていませんでした。
「ある貧乏な男が猫を拾うと、それ以後幸運に恵まれて、稼業も成功。男が死ぬと、その息子が猫嫌いでその猫を捨てた。猫は村娘に化けて人を襲うようになったので退治され
た」というのがおおまかな話。

それって猫より息子が悪いんじゃないの?猫のおかげで稼業も繁盛したという話だったし。
とか思いながら撮影。真ん中が猫魔観音像ですね。

  
猫魔観音のアップ。わかりにくいですが、よく見ると猫耳のような物がありました。

 

祠の脇にあった石灯籠。そのアンバランスさが気になって仕方がありませんでした。
植えてあった木には果実が。桃・・・かなぁ。何でしょう。

化け猫が人を襲ったという、旧福島街道。

この道沿いの畑の中に、「化け猫の墓」があるという事だったので探索。雨の中歩き回る。
畑にいる人にでも聞こうかと思ったのに、雨だから誰もいない。帰ろうかとも思ったのですが、ここまで来たのだからとがんばってみる。
・・・と、なんだかそれらしい物を畑の中に発見!

でも、あきらかに人様の畑の中で、フェンス内にあり、その石がそうなのか確認できない状態・・・;

そんなわけなので、畑のすぐ側にあるお宅にお伺いしてみました。
「うちの畑ではないんだけど、たぶんあそこにあるのがそうだと思うよ」と、いきなり尋ねたのにもかかわらず、家のご主人がわざわざ案内してくださいました。
本当にありがとうございました!!

おかげで「化け猫の墓」といわれる石を見る事ができました。
旧街道から畑の中に見える石碑群。
石がかたまっている所から少し左手に離れたところにある石が化け猫の墓。ちょうどあさがおの後ろ辺りにかくれています。

 

やっとご対面、化け猫の墓。案内してくださった近所の方も、「この石にそんな逸話が有ったとは知らなかった」との事で、詳しいお話は伺えませんでした。
表面は風化してボロボロ。何が書いて有ったのかを確認する以前に、本来の姿がまず分からないような・・・。残っているのがすごいです。

化け猫の墓の側に石碑(墓?)が。12個ほど。「たまに人がぞろぞろ見学に来てるみたい」という事だったので、郷土史会の方々でしょうか。
お話、伺ってみたいなあ。

 

まだ表面の文字がなんとなく読めそうで読めない石碑。伝説や妖怪話を全く知らないであろうご主人が「なんて書いてあるのかなぁ。・・・ナベ・・・ナベ・・・ナベ・・・シマ?」と石を見ながら言った時は本当にびっくりしました。


でも、本当に「ナベシマ」と書かれているのかは読み取ることが出来ませんでした。
ナベシマだったら、やっぱりあの鍋島と関係があるのかなぁ。
左の写真の石碑の側に、こちらの石碑もありました。やはり風化していてなんだか分からず。

化け猫の墓の後方。やっぱりボロボロです。


そんなわけで、いろいろな方に助けて戴いて、なんとか猫魔観音と化け猫の墓を見る事が出来ました。ありがとうございました。

今度は台風の来ていない時に、また行きたいと思いました。

 

 

 

 

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